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『モールス』/J・A・リンドクヴィスト

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映画『ぼくのエリ』があまりにも素晴らしいので、原作本を早速借りました。

小説のタイトルは『モールス』です。

エリとオスカーは団地の隣同士なんですね。
で、ふたりが連絡を取り合うのに、モールス信号を使おうとオスカーが提案するんです。
二人の部屋の間の壁をコンコンたたき合うんですね。
かわいい・・・。


原作のオスカーは映画ほど美少年の設定ではありません
エリも映画とはちょっと雰囲気が違うかな。
しかし、映画では時間の都合で表面的にしか描かれてない脇役の人となり、心理描写が掘り下げられててなかなかグイグイ読ませます!

筆者のリンドクヴィスト(覚えにくい名前だーw)はスウェーデンのS・キングと言われてるそうです。
ナルホド、なんとなくそれっぽい描写がなきにしもあらず。
年が私と同じだから世代的にバリバリ影響も受けているんでしょうね。

世代が一緒といえば、時代設定が1981年だし、当時私が聴いていたKISSのアルバムなんかのことが出てきたりしてちょっとテンションあがりました。
しかも、、、なんとなく、その頃は自分も違和感を持って生きていた頃だったので、オスカーの気持ちがひとごととは思えないというか。。

そのときに、私にもエリみたいな人が現れたら嬉しさとせつなさで胸がはりさけていたかもしれない。
家族を捨ててついていけるかどうかは別としてね。。


ヴァンパイアになって生きるってどんな気持ちなのかな・・・
年をとらないエリと年をとっていくオスカーは今後どうなるんだろう・・・

読後にそんな余韻にひたってしまいました。

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ずいぶん更新が滞ってしまった。

チョット前の週末、仕事から帰ってきてうちにあるDVDを久々に見直した。

※ネタバレあります。

美しい映画。何でもかんでも説明しすぎないところがまた、いい。。

エリはバンパネラ(ポーの一族風に言うとね♪)なんですね。
オスカーに「GFになって」と言われたときに「女の子じゃないのに」って言う。バンパネラという生きのもである以上性別はもはやない、という意味なのか、200年も生きてるから女の“子”じゃないという意味なのかな?と思ったら、実は
去勢された男の子だったんですね。

オスカーがちらっとエリの着替えをのぞくシーンがあって、そのときにエリの局部がうつるんだけど、、、
DVDだとボカシが入っていて。
あとで、この映画をオススメしてくれた方に「実はあのシーンは・・・」ということを教えてもらわなかったら、
単にオスカーがエリの裸を見て赤面した?としか思えなくて。

くだらないボカシが作品の意味全体を変えてしまうってオソロシイですよねw

いずれにせよ、12歳という年齢は男の子は男になる手前だし、女の子は時々少年のような顔になることもあれば女の色気や母性がぐっと出たりして、男・女という区分けが癒着してる年齢だね。

だから、エリが妙に男の子っぽいときもあれば、オスカーが女の子よりも透明で綺麗なときもある。

オスカーは今いる自分の生活の場がしんどくて仕方ない。
両親が離婚してる子特有の“親に気を使っている”緊張感ではつらつさに欠ける。
自分の世界にこもればこもるほど、周りの人間から孤立していくし、結果的にその異分子のオーラは苛めのターゲットにされてしまう。
とにかく、学校生活は骨がキシキシするような痛みを常に伴い、心は哀しみでいっぱいなのだ。

そんなところに現れたなぞの美少女エリ。

そしてエリもオスカーに運命を感じてしまう。その幼いふたりの出会いは恋ともまだ呼べない、生き別れになった双子が迷子になった末にめぐりあったようなかんじなんだな。

一旦別れ別れになってしまうふたりだが、、、、ラストのプールのシーンは秀逸!
素晴らしすぎて何回も巻き戻してみてしまった(笑)←なぜ(笑)なのかは見てのお楽しみ♪


ただ、ただ、エリとオスカーの「好き」という気持ちの純度が何しろ高くて、汚れちまった自分に苦笑するしかないというすばらしい映画です。

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「ピンクとグレー」加藤シゲアキ

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ココ最近、すっかりジャニーズにはまっています(笑

SMAPとKAT-TUNがお気入りの2TOPですが、
お友達が他のグループ好きだったり、雑誌やTVで見て好感持ったりすると他の子たちにも興味が広がっていくものですね。

今年に入ってから、今までの私からは考えられないくらいに人の名前を覚えましたよ!
おそるべし、ジャニーズマジック(笑
半年前なんか、それこそ、NEWSのメンバーは脱退した山P以外、名前を知りませんでした(ごめんねw)


そして、加藤シゲアキ君が小説を出しているというのを知ったのも最近。


本屋で見かけて、吉本ばななさんが帯書いてて超びっくり。
さすがにハードカバーを衝動買いするのはためらわれたので、とり あえず図書館で借りてみた。


想像がつかなかったけど、なかなかおもしろかった。

読み始めてすぐに、シゲちゃんが相当な映画好きであること、リバー・フェニックスの大ファンなのに気がつく。
主人公の"りばちゃん"と親友である"ごっち"との関係も、「マイ・プライベート・アイダホ」のリバーとキアヌの関係っぽいかなとも感じたし、後半は、村上春樹の「ダンス・ダンス・ダンス」の主人公と五反田くんの関係にも似てて・・・。

と、なんとなく自分の知ってる世界に少しづつクロスオーバーする部分もあり、(あくまでも主観デス)
いろんな要素が入ってるけど、結局はシゲちゃんの大好きな映画や俳優さんへの愛があふれすぎて、書かずにはおれなかった!という作品なのかな、と感 じた。

実は、読み進めていくうちに、途中ちょっとペースが落ちていった。
登場人物の真吾のニックネームが"ごっち"って・・・ABC-Zの五関くんのニックネームやん!て思ったら、読んでてちょっと恥ずかしくてw

エピソードが細かすぎるのもまどろっこしくなって、途中読み進められなくて。
でも、図書館の返却日が迫ってきたので、気を取り直して再開したら・・・。
最後まで一気でした。

ストーリーは、幼馴染のリバちゃんとごっちという二人の少年(のち青年)がいて、ごっちだけ芸能人としてバカ売れしてしまうのね。

当然、二人の間には溝ができて決裂してしまうのだけど、ある日再会。ところが・・・。
この再会からが一気です。ジェットコースター。止まらない。

単純に書いてしまうとこれだけなんだけど、ごっちに染み付いた死生観は、姉の生き様(モロ「ミリオン・ダラー・ベイビー」ぽい)がもたらした哀しく美しい呪いであり・・・そしてあの結末・・・いっちゃなんだが、アイドルが書いた小説としてはかなり思い切った挑戦だなあと感じるくらいエグかった。

前半の執拗な細かさも後半の展開に必要だったわけだけど、文章の粒もでこぼこしてて、さらさらと読むにはつまづきどころが多いかなとも思うが、
その中にも、不完全ながら(ゆえに?)光るコトバがあって、そこが逆にこの小説の魅力なのかなあと思った。
あと、、、りばちゃんとごっちの再会後の展開・・ ・シゲちゃんのいちばん書きたかった!!って気持ちがダダ溢れ(笑

もっと熟練してくれば、前半と気持ちの強い後半との温度差をそれとなくコントロールできるんだろうけど・・・でもその未熟な熱さも、初期作品独特の魅力なのかな。

そう思ったら、他の作品はどうなっているのかなーってやっぱり気になる!

機会があったらまたシゲちゃんの本、読んでみます。

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